これが趣味というものか

どこにでもいる社会人のオタクです。映画、特撮、声優、アイドルに関することが多め。

君も!\キミモ/ 君も僕のように、感想伝えよう『バトルフィーバーJ』!

マブーハイ!ドーモ、パワプロで無限に遊べてしまうせいで論文できない人間、絵の件です。

 

はじめに

気が付いたら『光戦隊マスクマン』まで観ていて、この感想記事全く書いてない事を思い出しました。

 

ってなわけで、スーパー戦隊3作品目

バトルフィーバーJ(1979年)

を視聴しました。

 

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全体的感想

スーパー戦隊らしさはここから始まったのだなぁ~、と思いました。

 

この作品は前2作と異なる新しい要素を次々に取り込んでいくことになります。これらの要素はその後の作品に引き継がれることになり、スーパー戦隊シリーズらしさを校正する重要な存在だと考えます。例えば、

・巨大ロボット、母艦の登場

・怪人が元から存在するのではなく、各回ごと1体ずつ生み出される描写が入る。(この作品では「怪人製造カプセル」という装置によって怪人を生みだしている)

・物語途中で新たな敵幹部が登場

・過去の話をするなど個性のクセが強くなりより隊員にフォーカスを当てている脚本。

など。

ジャッカー電撃隊』の放送終了から2年の空白の期間ののちに放送されたこの作品がその後途切れることなく制作し続けられていることを考えれば、この作品がターニングポイントとなったと言っても過言ではないはず。

 

ストーリー全体は通してコミカルで脳死で観れる作品ばかりですが、時たま深い話とのギャップが良かったです。

 

推しキャラ

ダイアン・マーチン/初代ミスアメリカ (演:ダイアン・マーチン)

汀マリア / 2代目ミスアメリカ (演:萩奈穂美

 昭和スーパー戦隊作品の中で屈指の顔の良さだと思うんですよ。初代のダイアン・マーチンのアメリカ人の整った顔も良いし、二代目の汀マリアの昭和とは思えないかわいらしい顔良くないですか?

 

というか『バトルフィーバーJ』の登場人物どれも好きなんすよ。

伝正夫の日本の昭和の男って感じ、白石謙作はパンサー向みたいな顔だし、神誠は伴大介だし、志田京介のキザな感じも好きだし、曙四郎は野性開放した大場健二だよ。

 

個人的に、野外での調査を四郎が隊員に誘ったところ、京介とダイアンが「肌が焼けるから行きたくないよね~」ってな会話をしたシーンがこの作品の中で一番好き。

後、見間違いがじゃなければ、バナナの皮ごと食う四郎も好き。

 

 

推し敵

ヘンショク怪人(30話) 

 文字通り「偏食」怪人です。推しというかこの回が迷作過ぎるせいで好きな怪人。生まれて最初に口にしたモノを追い求めて食べてしまうヘンショク怪人は四郎シャツを食べて(←????)、彼の味を覚えてしまうのです。

 その後、プールで寝ている四郎を食べようとするのですが、生だと不味いらしく(←それはそう)、結果として水着姿の男に七味唐辛子をかけたり、焼き肉のたれを塗りこんだりする画はさすがに引く(笑)

 

未だにop『バトルフィーバーJ』のサビ前の

 バトル・ジャパーン♪

 OH~~~~~~!♪

のOHが気になる。確かに「ヤー!」とか「たぁー!」でもないとは思うけど「OH」もなんか違和感感じます。

 

好きな回

・13話「金の卵と目玉焼き」

・15話「エゴスの地獄料理」

 

 

バカみてぇな話だな!オイ!

 

加えてこの回が特別好きな理由としてサタンエゴス(敵ボス)とヘッダー指揮官(敵幹部)との会話の滑稽さにあります。

 

13話

サ「そうか。ンフフフ......作戦は順調だな」

ヘ「しかし、わたくしめにはどうもわかりません」

サ「・・・すなわち、自分の欲望のままに動く人間になる。」

ヘ「なるほど。いやっ、恐れ入りました。」

 いや、今まで指揮官が作戦の趣旨わからなかったんか~い!あと、説明聞いても100%理解している雰囲気じゃないよ。

 

15話

へ「フランス支部より腕利きの女殺し屋が到着しました。」

サ「待て、ヘッダー。それよりこれを見よ!世界の人口の1/3は食べるモノがなく飢えている。・・・飢えることの知らない日本の子供たちは生意気にも食べ物のありがたさを忘れてしまっている。子供たちにエゴスの恐ろしさを存分に教えてやるが良い!」

ヘ「え?また料理作戦ですか?

サ「ヘッダーよ。失敗を恐れてはならぬ。」

 そう、先々週にも食べ物を使った作戦をしているのである!作戦のレパートリー少ないんですか?後サタンエゴス様、世界の食力不足問題と日本の大量消費と食料廃棄問題につながるような話を何の脈絡もなくしないで(笑)唐突すぎるわ!!

 

それはそうと・・・

・ちなみに、オペレーターの中原ケイコ役が若かりし頃の日高のり子さんって知ってました?

 

・OP『バトルフィーバーJ』と東映スパイダーマンの『駆けろスパイダーマン』のイントロってうろ覚えなら似ているんですけど、ちゃんと聴くとそうでもないんですよね。まぁ、両方とも近い時期の宙明先生の作曲作品だから似てしまうのもわかるのですがね。

 

バトルフィーバーJ

バトルフィーバーJ

  • provided courtesy of iTunes

 

 

駆けろ! スパイダーマン

駆けろ! スパイダーマン

  • provided courtesy of iTunes

 

 

最後に

シリアスな「仮面ライダー」に対するコミカルな「スーパー戦隊」が好きな自分としてはそこそこ好きな作品でした。正直な話好みに関してはかなり人を選ぶ作品だと思いました。

 

それでは~

 

えのけん