これが趣味というものか

どこにでもいる社会人のオタクです。映画、特撮、声優、アイドルに関することが多め。

まかせるんだ、感想を『電子戦隊デンジマン!』

マブーハイ!ドーモ、えのけんです。

 

はじめに

現在『ダイレンジャー』まで見ているのでもう色々と忘れかけています。

 

でも続けます。スーパー戦隊4作品目

電子戦隊デンジマン(1980年)

を視聴しました。

 

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全体的感想

スーパー戦隊に初めて大河的な物語を入れた作品だと感じました。しかし、数話に一度はデンジ星が滅ぼされた話を聞かされるから、だるいです。でも、敵であるベーダー一族の存在があったおかげで楽しめます。

 

やっぱりスーパー戦隊の面白さの一つに敵勢力の魅力やいざこざなどのストーリーがあると思うんですよ。敵がフィーチャーされて愛着が湧くからこそ、戦隊にも愛着が湧くってもんですよ。

 

推しキャラ

特には....ってかこの作品敵側が主人公みたいなところあるので....強いて言えば、一年間で顔が変わるアイシーですね。(1話から登場してたアイシーは途中で病死してたそうで、ぬいぐるみとか別の犬使ってたそうです。)

 

推し敵

へドリアン女王(演:曽我町子

 ベーダー一族の女王なんですけど、人間味がものすごくあるんですよ。それまでのボスはそもそも血も涙もない極悪非道キャラばかりだったので、へドリアン女王が大声で笑ったり、部下のために泣いたり、悔しがったりする姿はある意味衝撃的でした。戦隊初の敵にキャラ付けが行われた登場人物でしょうね。

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 へドリアン女王の印象が強すぎるあまり、その後曽我さんが『マスクマン』がとある回で登場した際に「あ!へドリアン女王様!」と声を上げてしましましたね(笑)。

 

バンリキ魔王(演:大前均)

 後半あたりから登場する、戦隊初の第三勢力キャラクター。こいつもキャラが濃い!ザ・悪漢という感じの振る舞いで、それまでの物語ではいなかったキャラクターで最後まで物語を盛り上げてくれました。

 

  op『ああ電子戦隊デンジマン』の未来感ある電子音のイントロ良いですよね。

 あとed『デンジマンにまかせろ!』も思わず口ずさんでしまうあのキャッチーな歌詞とメロディーいいですよね。どうする、どうする、ど う す る~、君ならどうする~♪

 

好きな回

・18話「南海に咲くロマン」

 これは普通に名作です。

 

・50話「将軍は二度死す」

・51話「ひびけ希望の鐘よ」

 「犬死にはやめろ」と幹部の特攻を止めたり、次々に死んでいく幹部たちに対し悲しむ女王の姿にグッとくるはず。地球をヘドロの世界にするのがベーダー一族の目的だけど、組織図的には超ホワイトです。

 

それはそうと・・・

・バンリキ魔王もその後『ゴーグルファイブ』にも登場するんですが、その時も「あ、バンリキ魔王!」って思いました。

 

・デンジブルーこと青梅大五郎をみんな大好き大葉健二さんが演じているのですが、個人的には『バトルフィーバーJ』の四郎の方が好きかな~という感じ。

 

最後に

 これまでのスーパー戦隊は「色が割り振られたヒーローにキャラ付けを行った作品」だったのに対し、『デンジマン』から『敵にもキャラ付けを行い。物語に深みを持たせた』という感じになったのだなぁ~と感じました。

 

それでは~

 

えのけん