これが趣味というものか

どこにでもいる社会人のオタクです。映画、特撮、声優、アイドルに関することが多め。

新コーナー予告

マブーハイ!ドーモ、現在イベのチケを家に忘れているマンです。

 

今回から不定期開催ブログシリーズを始めます。その名も…

 

「アイドルハンターえのけん」

f:id:EnoPH:20210423200757p:image

そうです、コーナー名は、今はなき某ラジオ番組の(ぱくり)オマージュです。

 

自分の好きなアイドル

今後絶対伸びるアイドル

もっと知名度があっていいアイドル

 

そんな「もっと評価されるべきアイドル」、【うかされアイドル】を自分が感じたまま紹介しようと思います。

 

 

 

たーぶん初回はmiscastだと思います。

 

それではー

 

えのけん

 

 

ありがとうドルつか

マブーハイ!ドーモ、人生最後のモラトリアムが終わりに近づいており精神的に辛い、えのけんです。

 

皆さん、超A&G+の番組豊田萌絵のアイドル畑で捕まえて』(通称:ドルつか)はご存知ですか?

 

2017年の10月から始まった、声優の豊田萌絵さんによる番組です。歌謡曲全般に詳しい豊田さんが昭和歌謡やアイドルについて熱く語る番組でした。超A&G+の中でもかなり異色な存在であったこの番組が本日2021/3/23日の第177回をもって終了します。

 

今でこそ毎週リアタイで拝聴し(映像付き番組だから「視聴」なのか?)Twitterで実況している身ではありますが、最初からこうであったという分けではありません。番組開始直後はもちろん聞いていましたが、私の興味がないor知識がない昭和歌謡やアイドルといった話についていけずに、だんだんと「聞けたら聞く」ぐらいに聞くようになってしまいました。

 

それが大きく変わった時期が、そう、やっぱり留学でした。ちょうどその頃は番組の放送が月曜17:30~であったため、講義が終わって帰宅したらちょうど始まるくらいのいいタイミングでした。そして、その時間帯はだいたい暇してたので、ラジオで言及されていた事やアーティストについて調べるようになりました。そして、次第に昭和歌謡やアイドルの世界の奥深さに魅了されました。

 

ちょっとしたメモ程度で始めた「#ドルつかリスト」(番組内で流れた曲をまとめたタグ)も、気づけば自分の大事な役割みたいになってました。実際アレ地味に便利だと思っているし(隙自画自賛

 

知らなかった昭和歌謡やアイドルのことをドルつかを通じて知ることで、自分の知識への探求心が刺激されたことは間違いないです。そして、ラジオを聴いて学ぶだけでは飽き足らず、自主的に情報を収集し、自分一人で現場を訪れたりするようになりました。その結果、推しといえるレベルのアイドルさんたちにも会うことができました。ドルつかが無ければ、彼女たちと出会うことは確実になかったでしょう。神謝神激

 

また、この番組がきっかけで知り合いが増えたことにも感謝しなきゃいけません。番組が番組でしたから、そこに集まるリスナーは一癖も二癖もある人たちばかりでした(いい意味で)。そうした一部のリスナーさんたちと出会えて、ドルつかイベントや豊田萌絵さんやPyxisなどの現場で会えたのも不思議な貴重な経験でした。中でも、豊田萌絵さんとは一切関係ないアイドル現場で、エンカしてお互いの推しアイドルグループのチェキを撮ったことは、今考えても意味わからないですね笑。人との縁というのはどこに落ちているかわからないものですね。

 

私の人生に大きな影響を与えたラジオ番組の一つとなったドルつか。それが終了してしまうと知って、驚きと共に「無くならないで!」と悲しい気持ちになりました。ラジオ番組でこんな気持ちになったのは初めてでした。それだけ大好きだったラジオ番組でした。

 

知識、興味、縁、そして推し、ドルつかは私にかけがえのないものを数えきれない位与えてくれました。

 

 

 

豊田萌絵に、ありがとう

 

 

 

ドルつかに、さようなら

 

 

 

そして、全てのアイドル・昭和歌謡

 

 

 

おめでとう

 

 

 

 

 

 

最後にですが、2021/3/29、27:00~29:00から豊田萌絵さんの新番組『ヴァイナル・ミュージック∼歌謡曲2.0~』文化放送で始まります。(超A&G+じゃないので注意!)ドルつかリスナーとしては、ドルつか的要素がどれだけ関わってくるのか気になるところです。でも、自分は推し全肯定人間なので、気にならなそうですね結局。そちらでもどうせ実況ツイートしてると思うので、皆さま今後もよろしくお願いします。

 

それでは~

 

えのけん

 

 

PS:最後にテレビ版エヴァの最終回パロを入れたのは特に意味ないです。シン・エヴァ見てない人は早く見て。

 

割と面白かったショートフィルム

 

マブーハイ!ドーモ、えのけんです。

 

諸々のやるべき事から解放されて、最近観れなかった映画や動画をしている日々です。前に視聴した中で面白かった作品などを紹介しているブログとか書いてあるので是非見てみてください。

映画視聴祝300本! - これが趣味というものか

 

さて、みなさんホラー作品って好きですか?

 

僕はB級映画が好きで、転じてよくホラー作品を視聴しちゃいます。で、先程U-NEXTで面白い作品を偶然発見したので紹介します。

 

それは、

『夜勤明け男子のモーニングルーティン」(監督:耳井啓明、長さ9:18)

f:id:EnoPH:20210320002742j:image

という作品。

 

あらすじ

とある夜勤明け男子のいつもの1日。
しかしこの男には、ある秘密があった。

(広島怖い映画祭HPより)

 

最後のホラーっぽいBGMをドンと持ってきた所だけはうーんって感じだったけど、充分に面白い作品でしたね。

 

感想として、恐怖という感情よりも

「そうはならんやろ」

「なっとるやろがい!!」

という感じで、怖さと面白さが同時に来て楽しい作品でした。

f:id:EnoPH:20210320002752j:image

 

短時間でサクッと楽しめるだけで無く、その短い中での独特の演出が楽しめるのがショートフィルムの良さですよね〜。

 

なんと、幸いにもYouTubeにもあったので、隙間時間にでも試聴してみてください!(多分、このチャンネルはちゃんとした所なのでシェアしてもセーフ?)

「夜勤明け男子のモーニングルーティン」耳井啓明 - YouTube

 

それでは〜

 

えのけん

 

 

【ご報告:いつもお世話になっている皆様へ】

マブーハイ!ドーモ、スノボで優勝している、えのけんです。

 

近頃、過ごしやすい日々が来て、春の訪れを感じております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

そんな大変な中で私事で恐縮ですが、この度、

 

無事に大学を卒業出来ることができました。

 

途中で留学をした私の大学生活の4年でストレートで卒業できたのも、私の推しの存在がありました。

 

単推しではありますが、推しはたくさんいるので、書き連ねると長くなるので割愛させていただきます。

 

大好きな推しへの感謝の意を感じながら、今回のブログをお終いにしたいと思います。

 

それではー

 

 

PS 

大学卒業しだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぃぁ!!!やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

初めて繋がり案件を見た子供並みの感想

マブーハイ!ドーモ、唯唯諾諾と侃侃諤諤どっちが強いか悩んでる、えのけんです。

 

さーーーて、アイドルに少しでも知識がある人は聞いたことあるだろう言葉「繋がり」。実際にそう言った話があるのは知ってますが、どこか対岸の火事のように思ってました。

 

しかーーし、この度推しグループのとあるメンバーが【ファンの方との私的交流】で辞めることになりました!

 

まぁ、自分の推しメンじゃないし、前科持ちの噂もあったし、なんならここの事務所に所属のグループの繋がり案件の多さは察していたので、悲しみの情はありませんでした。というより、「これが本物の案件かぁあ!すげぇ!うぉぉおお!」とワクワクしたぐらいです。(担当の方には申し訳ないですが…)

 

とはいえ、自分の推しグループからこうした理由で辞める方が出るのは初めてのケースでした。これが自分の推しメンだったらと考えるとゾッとします。推しが燃えるというより、突然推しが灰になっている事を教えられているんですもの。

 

アイドルの成長過程を見るのが好きな自分にとって、その過程で、その裏で、誰と繋がろうとあまり興味ないです。幸せならOKです。ただ、アイドルとして舞台の上で全力で燃え続け、最後に卒業という形で燃え尽きてくれれば満足です。

f:id:EnoPH:20210212003012j:image

 

とにかく、推しには繋がりを理由にアイドルの生命線を絶たないでほしいですね。あと、やっぱりアイドルは曲推しと箱推しのスタンスが一番安心だなぁと思いました。(KONAMI

 

というより早くオタク他界したいナァ!!

 

おわりだよー

(◯・▽・◯)

 

それでは〜

 

えのけん

 

 

語彙力無い、現文弱者オタクが『推し燃ゆ』読んだ感想

マブーハイ!ポケモン剣盾の今回のシーズンありえん構築に悩みます。ドーモ、えのけんです。

 

きせきガラルサニーゴカイオーガのしおふきを耐えてミラコで倒した時はあり得んエクスタシーでした。

 

 

はじめに

それはそれとして、先日発表された第164回芥川賞作品『推し燃ゆ』(著:宇佐見りん)は皆さんご存知でしょうか?

f:id:EnoPH:20210207002927p:plain


著者は21歳で史上三番目の若さでの受賞らしいですよ。なんなら、デビュー作で三島由紀夫賞を最年少受賞されているそうで凄い方。(それに対してろくでもない生活してる僕ときたら…)

 

例年なら情報を聞くだけでさらっと流す僕ですが、このタイトルを聞いて思わず気になりました。僕も推し事をしている身ですからね。気になってあらすじを検索...

 

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――(河出書房新社より)

 

先日とCY8ERの解散ライブに参加し、また別日にワタナベマホト氏関連の報道もあり色々と思うところがあった時に、このようなあらすじを見せられたらもう読むしかない。

 

ラッキーなことに、UーNEXTのポイントが貯まっていたのでポイントから買いました。(文章の引用箇所頁はそれに沿います)

 

…という事で早速読みました。

 

ざっとした説明

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。まだ詳細は何ひとつわかっていない。(5頁より)

 

という文から始まる、推しの炎上がきっかけで、主人公のあかりの生活がゆっくり、だけども確実に変化していく物語です。

 

主要な登場人物

あかり:主人公。上野真幸のガチオタク。ブログ開設や、過去の出演したラジオの文字起こしや雑誌などを集めるタイプのオタク。推しの全てを解釈することが彼女のスタンスであり、それだけが彼女の生きがい

上野真幸:地上アイドルグループ「まざま座」の男性メンバー。女性を殴ったことがニュースのなり炎上。

ひかり:あかりの姉。妹と対象的に現実世界でまっとうに生きている。

あかりの母:夫が海外に単身赴任しているため、いろいろと苦労している人。

成美:あかりの友人。地下メンズオタク。

 

感想

※以下、普段活字を読まない現文弱者の感想です※

いや、深い、深すぎる…

f:id:EnoPH:20200504213735j:plain

ちな、これ便利なフリ素です

推しがいるオタクは全員読め!言語化できないオタク愛や熱量みたいな感情が上手く表現できていて、「おま...ほんまそれ...」みたいな感情になります。「共感」なんて安い言葉じゃないです。例えば、

携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。相手と話して距離が近づくこともない、あたしが何かをすることで関係性が壊れることもない。一定のへだたりのある場所で誰かの存在を感じ続けられることが、安らぎを与えてくれるということがあるように思う。何より、推しを推すとき、あたしというすべてを懸けてのめり込むとき、一方的ではあるけれどあたしはいつになく満ち足りている。(70~71頁より)

や、深すぎる...

 

そして何よりも物語の流れが良い。さながら、徐々に溶けていく氷のよう。物語中盤に大きく何かがドーンと起きたり、あかりが自身の苦難をなんとかして乗り越えていくようなことはあまり起きないです。ゆっくり、ただゆっくりと推しの炎上という災難が彼女の人生・生活を蝕んでいく内容です。

 

個人的に一番印象深かったのは、地下にいった成美の光と地上にい たあかりの闇です。ネタバレになるから大きな声で言えないのがとても残念だが、ただでさえ日常生活をおくるのが不器用なうえに、推しが炎上し坂道を転がるあかりと明るい性格の持ち主で地下現場で幸福を手に入れる成美、ここの目に見えてわかる対比に気が付いて血の気が引きました。

 

推しを全力で推す事だけが生きがいで、全力を生きていたオタクの日常がある日突然、一方的に崩されていく様子・灰になりかけていく様子は、未来の自分を予言しているかのようで少し怖かったです。(まぁ、僕はくそDDなのであかり程はならないはずですけど)

 

最後に

とにかく、オタクは読め。1.5kで128頁ぐらいなのでサクッと読めちゃいます。

 

イベ数がいまだに少なく、推し事のモチベも下がりつつあるであろう今だからこそ読んでほしいです。人によっては人生を大きく変える一冊になりえるかもしれませんよ。

 

 

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

 

 

それでは~

 

えのけん

 

PS:関係ないけど、みんな大好き赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生がタッグを組んだ『推しの子』もついでにオススメします。

 

 

 

ショートケーキの食べ方、あなたはどこから?

マブーハイ!ドーモ、目覚まし時計が睡魔に負けてしまう、えのけんです。

 

卒論の提出締め切りが残り数週間と迫り、焦っている正月です。そんな卒論執筆作業のお供にSpotifyポッドキャストを聞くようになりました。その中で、非常に面白い内容を聞いたので、今回共有させていただきます。

 

それは、フードエッセイストの平野紗季子さんが隔週月曜日に配信している。『味な副音声~voice of food~』という番組です。この番組では毎回様々なテーマに沿った料理に対して平野さんがトークを繰り広げる内容です。

 

その中でも、12月7日に配信された「ショートケーキは背中から」という回は衝撃を受けました。

 

 

さて、皆さんはショートケーキを食べる時、どこから食べますか?

 

 

File:ショートケーキ.png - Wikimedia Commons

 

おそらく多くの人が 三角の先端部分 から食べていて、そして、ほぼ全員がなんとな~くそうしていると思います。僕もそうです。その事に対して平野さんは

 

三角の先端が私たちの行動をコントロールしているんですよね。別にさ、脇からいきなり食べてもいいんだよ。ゴジラみたいにさ、ドシャーンって倒してもいいしさ。食べることって自由なんだけど、どうしてもね、ショートケーキって先端から行かなきゃいけないんじゃないかっていう固定観念に囚われてしまうところがある。

 

と述べており、衝撃を受けました。どこから食べるなんて、今までそんな事考えたことも無かった... 

 

 そして平野さん曰く、ショートケーキにおいて一番面積が広く、一番濃厚な外側の面が最後に食べられる運命にあり、メインでもある上のイチゴを食べた後は惰性の一口になるのではないか。それならば、逆に食欲旺盛な最初に、ショートケーキの背中、つまり外側を食べたらいいのではないかという結論に至ったそうです。その結果、一口目を大口を開けて頬張る快感を得られるそう。

 

 な~るほど、確かに、

初手に濃厚な甘いケーキを頬張り、

中盤にメインのトップのイチゴを食べ、

最後にクリーム少なめむしろイチゴの甘酸っぱさが残る状態で食べ終わる。

 という流れはとても良さげである。

 

 ここまでの話を聞いて、今度ショートケーキを食べるときは背中から食べてみたいなぁと思いました。皆さんもいかがですか?

 

それでは~

 

えのけん

https://open.spotify.com/episode/0X3g33b00iKc4ckMzd8NHQ?si=NH5dDAV1TQqKrGv9n_XZIw&context=spotify%3Ashow%3A5ovlWhWn3gEq1fyvDED9LR

Spotifyの番組URL

 

PS: あとこれも番組で言っていたのですが、イチゴと生クリームのスポンジ生地の、我々が考えるショートケーキを生み出したのは不二家らしいです。

 私が調べた限り、名前自体はイギリス発祥らしいのですが、イギリスではビスケット生地が一般的で、日本人の考えるモノとは異なるそう。(日本のはどちらかというと、フランス流に近いらしいです。)