マブーハイ!ドーモ、えのけんです。
前回のブログ『祝600本映画視聴!オススメ紹介【前編】』は皆さんご覧になられましたでしょうか?ブログの更新しなさすぎて、いまじゃあ650本以上突破してますけどね(笑)
今回はその続きです。そして紹介するのは、
ホラー!
パニック!
バイオレンス!
といったジャンルです!
カテゴライズの定義は明確に定めていませんが自分の中での基準はこんな感じ
- ホラー:霊などの存在が襲ってきたり、オカルト的超常現象がおこる作品
- パニック:自然災害やパンデミックや巨大な/大量の生物によって日常が混乱状態になる作品
- バイオレンス:暴力やゴア表現がメインとなっている作品。
あくまでもざっくりとした認識です。ジャンル別で紹介しても良いですが、量が膨大になるので前回同様の感じで紹介していきます。
是非見てもらいたい面白かった作品
万人が楽しめるであろう作品や名作と呼ばれる作品
『遊星からの物体X』(1982)
言ってしまえばインポスターが他人から他人へと乗り移るタイプのAmongUs。
メインの物体Xですが、クライマックスシーンより前にはほぼ出てこないです。が、その登場シーンやその造形に驚く事間違いなし。また、逃げ場のない極寒の環境下での、登場人物の限界の心理描写がよく表現されていると思います。
『コンジアム』(2019)
2010年代のPOVホラーの傑作と言っても過言ではないと思います。心霊動画を撮りにきた動画投稿者たちが、実際に存在する精神病院跡で怪奇現象に遭う内容です。
POV作品だと固定の視点しかないので淡白に感じがちだが、この作品は「心霊探索を個人カメラや固定カメラなど様々な角度から撮って、生配信する」といった話なので飽きがこない。
ウェブトゥーンを取り扱った『殺人漫画』(2013)もそうですけど、韓国映画は世相を映画に取り込むのが上手いんですよね〜。
『キャビン』(2011)
ホラー映画の定番やメタ要素を交えながら、古今東西あらゆる幽霊、怪物、殺人鬼が登場するお祭り映画!
見どころはなんと言っても、ラスト20〜30分あたりの一斉に化け物が出てくるシーン。一つのカットで何人もの人が様々な化け物などに襲われるシーンは情報量が多すぎて何回も見返すと思います。あと、個人的に、一番マシな死に方をした人を探すのが楽しいです。
ホラー好きなら100%楽しめる作品。もちろん、エンタメ性も抜群でホラー映画にあまり触れたことがない人でもきっと楽しめると思います。(グロ描写もあるので注意は必要)
うかされ作品
知名度に反してもっと評価されるべき作品
『アンフレンデッド」(2015)
PC上でのやりとりの中で起きる怪奇現象を描いた作品。同系統作品の『ズーム』(2020)や『真•鮫島事件』(2020)などよりも遥か先に制作されており、なおかつ心霊描写も多彩で見せ方も工夫されており最高。
pcが固まったり、通話がラグったり時々するのも変にリアリティあって怖いです。これはスマホやテレビではなくパソコンで再生して観てほしい作品。
『ゾンビの中心で、愛を叫ぶ』(2018)
300本視聴ブログの時に『高慢と偏見とゾンビ』という作品を紹介しましたが、それと近い作品。ゾンビはメインではなく、あくまでも1要素にしかすぎない作品。
ゾンビそのものの恐怖より、その緊迫とした状況下に置かれる生存者達の心理描写やドラマがいいんですよね。
『リトルショップ•オブ•ホラーズ』(1986)
1960年頃に既に映画にされている作品ですが、今作との大きな違いがミュージカル調である事。エンタメ性が高く気軽に観れるのでホラー映画って言っても良いのかわからんが…
見どころは何とっても、まずは「主人公と食人植物と掛け合い歌パート」です。"Feed Me"って曲の盛り上がり方、見せ方がもう最高。それと「ドS歯医者とドM患者のシーン」。ビル•マーレイ演じる患者が異常すぎて、もうこっちの方が怖いです笑
刺さる人には刺さる作品
俺は好き!(クソデカボイス)
『ザ・ベイ』(2012)
パンデミック系ホラーモキュメンタリーです。序盤からじわじわと不安を煽って、事態の悪化を流していく王道展開好きです。
うじ虫みたいな寄生虫の表現やそれのせいでズタズタになった人の皮膚の感じとかグロ要素がとても丁寧。スプラッターや暴力要素はほぼ無いですが、血迷った警官が拳銃自殺する際の血飛沫が丁寧すぎて逆に綺麗でした。
『道化死てるぜ!』(2012)
ピエロが復讐に来るって言うだけの分かりやすい内容なんですが、まーー何と言ってもその復讐の仕方のセンスの良さ。自分が受けたイタズラになぞらえて各人に復讐するんです。
例えば、アイスクリームを投げつけた子には、生きたまま頭の上を開いて脳みそをディッシャーですくったりしてます。一部のスプラッターシーンに対し、ネガやモノクロのフィルターをかけており多少はグロさを抑えてるの凄く好きです。
『血まみれスケバンチェーンソー』(2016年)
三家本礼の同名作の漫画の実写化。原作程のあの荒々しさには及ばないが、十分スプラッター映画としては見ごたえのある作品。もちろん、原作未読の人でも、冒頭10分の勢いとスピード感で大体の作品の雰囲気をつかんでもらえます。
あと、宿敵ネロ役の山地まりの狂気感じる演技が良く、キャスティングがハマっているなぁとも思いました。あと、主人公ギーコ役の内田理央の足が長い!
期待値ほど楽しめなかった作品
文字通りの作品。でもなんだかんだ言ってこの類の映画の方が記憶に残ったりする。
『パラノーマル・アクティビティ7』(2021)
パラノーマルシリーズの7作目。この「7」って数字が邦題につけられたものだから、過去作とのつながりを期待したが、ほぼなくて残念。
あと、過去作は固定カメラに映し出される怪奇現象とかが多く、むしろそれによる低予算を可能とした作品なのに、今作は普通にカルト教団訪問撮影で終わったのも残念。
『ゾンビ・アイランド・マサカー』(1984)
「サメ映画にサメが出てこない現象」以上にゾンビが出てこない。あと、マサカー(massacre:意味「虐殺」)ってついているのに死ぬのはせいぜい10人程度、しかもそれもゾンビ関係ない死。タイトル詐欺。
『エスケイプ•フロム・トゥモロー』(2013年)
実際にアメリカのディズニーランドで撮った作品で、しかもディズニー側に対して無許可で制作した命知らずな作品です。楽しい家族旅行のはずが、出だしでいきなり主人公の父親が仕事をクビ宣告される所から始まり、負のスパイラルが続くのを90分間見させられて終始不安な気持ちが続く。けど、ラスト30分で怒涛のフィクション的な展開が起きて脳処理が追いつかなくなる。考察に頼るしかない作品です。
クソ of クソ作品
もはやこのブログの本編
『クネクネ』(2010)
くねくねっていう都市伝説がモチーフの作品です。が、くねくねってクネクネした動きしている白い奴の話なのに、登場人物たちがクネクネして精神が壊れるだけで、くねくね自体はほとんど出てこない。加えてクネクネというより関節を外したり曲げるくらいなので狂気が感じられない。
『ブレアウィッチ2』(2000)
モキュメンタリーの傑作『ブレアウィッチプロジェクト』(1999)の続編なのだが、観ると前作との違いに驚くと思う。前作のPOV要素の良さを0にした作品で、もうこれ別作品。おとなしく2016年の『ブレアウィッチ』見て。
『青鬼』(2014)
青鬼のCGクオリティは高くて良いんですが、それ以外は……う〜ん。原作の青鬼って鬼ごっこと脱出ゲームを合わせたようなゲームなのに、主人公がチートであっさりと攻略してしまうためダメ。あと、登場人物の深掘りのための会話が長いです。
愛すべきB級映画
ツッコミどころが多すぎて逆に大好きな作品です。
『BAD CGI SHARKS 電脳鮫』(2019)
子供のころに書いた鮫映画脚本が実体化して襲い掛かって来るのがザックリとした話です。ただでさえ鮫が安っぽいCGでメタ要素満載で襲い掛かって来るのに、中盤から自我を持って喋りだしたりとバカ面白いです。
『セミマゲドン』(2018)
はい、蝉です。ちゃんと大量発生した人の顔程のセミが襲ってきます。でも、セミ本体そうだし、背景や爆発エフェクトまで全部安っぽいのがもう最高!
『Z Bull ゼット ブル』(2018)
強力エナドリを飲んだ社畜たちが社内で暴れまわる作品。めっちゃゴア描写多いが、内容やその多さが極端すぎて逆に笑えてくるレベル。物がめちゃくちゃ壊れるし、場面転換も多いからあっという間に観終わるのでなおさらおすすめです、個人的に、営業部が体育会系で人の頭でアメフトみたいにしてたのすこ。
いかがでしたか?やっぱりホラー・パニック・バイオレンス映画良いですよね。今回紹介した作品以上に面白い作品あるので、もしよろしければ自分のFilmarksも覗いて「こんな作品もあるんだ~」と知って、ついでに観てくださると幸いです。
それでは~
えのけん